小児矯正

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子どもの矯正治療について

子どもの矯正治療について小児矯正とは、永久歯が生え揃っていない段階で行う矯正治療のことです。顎の成長を利用しつつ上下の顎のバランスを整えることで、将来的に永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保します。小児矯正は、一期治療と二期治療に分類され、二期治療は大人の成人矯正と同じ方法で行います。

「一期治療」と「二期治療」の
2つに分けられます

一期治療(準備矯正)

上下の前歯2~4本が生えそろった頃に歯並び・かみ合わせに問題がある場合に行います。顎の成長を利用して顎を広げ、永久歯がきれいに並ぶように促します。つまり、健全な永久歯の歯並びへと導くための土台づくりです。

二期治療(本格矯正)

全ての歯が永久歯に生え変わり、歯並び・かみ合わせが乱れている場合に行います。一期治療を受けることで永久歯が並ぶスペースが確保できているため、抜歯をせずに行えるケースがほとんどです。

 

小児矯正を始めるタイミング

小児矯正を始めるタイミング子どもの矯正治療を開始するベストなタイミングには個人差がありますが、なるべく早く始めた方が良い結果になることが多いです。永久歯が生えそろう前でも、歯並びが悪くなる要因が見つかったタイミングで治療を開始すれば、永久歯が生えそろってから行う矯正治療の負担が軽減されます。
矯正治療を開始する目安は、上下の前歯が4本生えた頃です。最適なタイミングで治療を開始するためにも、歯並び・かみ合わせが気になるところがあれば一度ご相談ください。

小児矯正を行うメリット

顎の成長をコントロールできる

成長期の子どもは、小さな力を加えるだけで顎の成長をコントロールし、上下の顎のバランスを整えることができます。その結果、永久歯がきれいに生えるためのスペースを確保できて、将来行う矯正治療の負担が軽くなります。

顎のゆがみが改善する
可能性がある

上下の顎のゆがみは、かみ合わせが悪くなるだけではなく顔のゆがみも引き起こします。成長期に顎のゆがみを改善すれば、将来的に口元の審美性や機能性が損なわれる事態を防げる可能性が高まります。

抜歯の可能性が減る

永久歯がきれいに並ぶために必要なスペースを確保すれば、永久歯が生えそろってから治療を行う場合に、非抜歯矯正が可能になります。本来は、歯を動かす先のスペースを確保するために抜歯を行いますが、顎のスペースを確保できていれば非抜歯で矯正が可能です。

むし歯のリスクを低減できる

歯並びが悪い場合、歯ブラシがすみずみまで届かないことでむし歯や歯周病のリスクが高まります。早い段階で歯並び・かみ合わせを整えれば、口腔ケアが子どもの頃から習慣づきやすくなり、結果的に永久歯を失うリスクも軽減します。

成人矯正が不要になる
可能性がある

永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保すれば、成人矯正が不要になる可能性が高まります。また、成人矯正が必要になったとしても、一期治療を受けていない場合と比べて短期間で矯正できます。

歯並びを悪くする原因

歯並びを悪くする原因には遺伝的なものと、普段の生活やクセにより将来的に歯並びが悪くなってしまう場合があります。
お子さんに次のような生活習慣やクセが見られる場合は注意が必要です。

日ごろのクセ

指しゃぶり、爪かみ、唇を噛む癖、ほおづえなどは、歯並び・かみ合わせに悪影響を及ぼします。

姿勢

姿勢姿勢が悪いと全身のバランスが崩れ、歯並び・かみ合わせにも悪影響を及ぼします。

口呼吸

口呼吸舌の位置が定まらなくなったり上顎の成長が不足したりして、歯並び・かみ合わせが悪化する場合があります。

食事中のクセ

食事中のクセよく噛まずに飲み込むと、口周りの筋力が発達せず、歯並び・かみ合わせに悪影響を及ぼすことがあります。また、よく噛まないと唾液の分泌量が低下するため、自浄作用が発揮されないことでむし歯や歯周病のリスクが高まります。

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