矯正治療Q&A
矯正治療に年齢制限はありますか?
矯正治療に年齢制限はないため、何歳からでも開始できます。ただし、むし歯や歯周病を発症している場合は、それらの治療を先に行ってからになります。まずはお口の中を詳しく拝見し、矯正治療を開始できる状態かどうかを診断いたします。
差し歯やブリッジがあっても矯正歯科治療は受けられますか?
差し歯やブリッジがあっても矯正治療は受けていただけますが、天然歯と比べて接着剤がつきにくいため、矯正装置が何度か外れる可能性があります。その際は、接着剤で再度つけ直すだけで問題ありません。また、歯並びを整えることで差し歯やブリッジが合わなくなる場合があり、その際は作り直さなければなりません。
矯正歯科治療後の後戻りが心配です
矯正治療で歯並び・かみ合わせを整えた後は、保定が必要です。保定とは、矯正治療後に起きる後戻りを防ぐために、保定装置で歯並び・かみ合わせを安定させる処置です。リテーナーと呼ばれる保定装置を使用し、歯並びが安定してきたら装着時間を短くします。最低2~3年は続けることで、その後は歯並び・かみ合わせが安定します。
インビザライン(マウスピース矯正)はどこの医院で治療しても同じですか?
インビザラインはどこの医院で受けても同じではありません。歯科医院には、一般歯科や矯正歯科がある歯科医院、矯正歯科専門の歯科医院などがあります。いずれにおいてもインビザライン(マウスピース矯正)による治療を受けることができますが、一般歯科を併設している歯科医院であれば、矯正治療中にむし歯や歯周病を発症しても、他の歯科医院と併行して通う必要がありません。
当院は矯正歯科を専門としている経験豊富なドクターや矯正治療に必要な設備を整えていますので安心して治療を受けて頂くことができます。
矯正治療を行いながらスポーツはできますか?
矯正治療を行いながらスポーツは行えます。取り外しのできる装置「インビザライン(マウスピース矯正)」も行っていますので、まずはお気軽にご相談ください。
矯正歯科治療はどれくらいの期間がかかりますか?
成長状態や歯並びによって異なりますが、1~2年かけて歯並び・かみ合わせを整えます。その後は、歯を動かすのにかかった期間と同程度の期間の保定が必要です。
矯正治療は保険が適用されますか?
保険は適用できません。ただし、口唇裂・口蓋裂のような先天性疾患に伴う不正咬合や顎の骨の外科手術が必要なケースにおいては、保険が適用される場合があります。
金属アレルギーでも矯正治療を行えますか?
マウスピース矯正は金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方にも使用いただけます。当院では、表側矯正で使用する金属の量を減らしたり、アレルギーが起こりにくい金属を使用したりしておりますので、金属アレルギーが気になる方も一度ご相談ください。
小児矯正Q&A
小児矯正はいつから始めたらいいですか?
6~7歳以降を目安に開始することで、顎の骨の成長をコントロールして将来的に歯がきれいに並ぶように促せます。状態次第ではそれよりも前に治療を始める必要がありますので、歯並び・かみ合わせが気になった時点で一度ご相談ください。
小児矯正を行えば成人矯正は不要になりますか?
小児矯正の目的は、将来的に永久歯がきれいに並ぶための土台を作ることです。永久歯が生えそろった状態で歯並びが乱れている場合は、成人矯正で整えていきます。
子どもが受け口です。矯正治療はいつから行うべきですか?
受け口の半分程度は永久歯に生えかわる際に改善します。上の前歯4本が永久歯で前歯のかみ合わせが反対になっている場合は要注意です。なるべく早く治療した方がよい可能性が高いため、お早めにご相談ください。
抜歯をしないで矯正治療を行うことは可能ですか?
小児矯正で抜歯が必要になるケースは稀で、多くは顎の骨の成長をコントロールして歯並び・かみ合わせの土台を整えます。
歯並びを悪いままにしておくとどうなりますか?
次のようなトラブルが起きる恐れがあります。
- 食べものをしっかり噛めなくなる
- 発音が悪くなる
- 顎関節症の原因になる
- むし歯のリスクが高まる
- 口臭の原因になる
- コンプレックスの原因になる